義親へ贈る還暦祝いの手紙

両親への還暦祝いの手紙の場合、口語や方言を交えた言葉使いで書いてもかまいませんが、義父・義母への還暦祝いの手紙は、親しみを込めた文章を丁寧な言葉使いで書くとよいでしょう。

義親の呼称を書く場合には、「お義父さん、お義母さん」と書くのは好ましくありません。
「義」の表現が相手を不快な気持ちにさせたり、他人であることを強調してしまいますので、「おとうさん、おかあさん」「お父さん、お母さん」と書きます。

手紙の書き方文例

【例文1】

お父さん、このたび還暦を迎えられました由、心よりお祝い申し上げます。
お父さんの若さと日頃のご活躍ぶりからは、とても還暦を迎えるように思えませんが、
素敵なお年を歩まれている証拠かと、我がことのように嬉しく思います。
これを機に、ますます若返られ、輝きに満ちたすらばらしい毎日をお過ごしください。
ささやかではございますが、日頃の感謝と敬意を込めて還暦祝いの品を贈ります。
どうかいつまでもお元気で、さらなるお祝いを重ねられますよう心よりお祈り申し上げます。


【例文2】

お母さん、○月○日で還暦をお迎えとのこと、おめでとうございます。
長寿と呼ぶには若すぎるお母さんの温かな笑顔と人柄はずっと私の憧れです。
なかなかお顔をお見せできず、子供達も会いたがっておりますので、
○月頃、家族揃ってお伺いし、お祝いのパーティを開きたいと考えております。
オシャレなお母さんの末永いご長寿を願いますとともに
日頃の感謝の気持ちを込めて、ささやかながら還暦祝いの○○を贈ります。
どうかこれからも持ち前の明るさと変わらぬ笑顔で世界一素敵な長寿を目指してください。


【例文3】

お父様、このたびめでたく還暦をお迎えとのこと、おめでとうございます。
お父様の向上心を忘れぬ思考と、驚くばかりのご活躍ぶりを拝見し、
その姿勢を見習いたいと常日ごろから思っておりました。
平均寿命が延びたとはいえ、そんなお父様が還暦とは未だ信じられない思いです。
これからもご趣味のゴルフや旅行などを存分に楽しみながら、
ますますご壮健にて、末永くご長寿を重ねられますようお祈りいたしております。
時節柄、何卒お身体を大切に。
末筆ではございますが、お母様にもよろしくお伝えください。

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