還暦祝いの手紙の書き方マナー
賀寿などのお祝いの手紙は、ハガキではなく封書を使用することが望ましいとされていますが、お祝いのお礼については、ハガキで書いても差し支えありません。
封書の中にも縦書きの手紙と横書きの手紙があり、相手との関係により使い分けます。
敬語の使い方や誤字・脱字に注意して、心のこもったお手紙を書きましょう。
忌み言葉に注意
還暦祝いに限らず全ての祝い事において、病気や死、別れや破談などを連想させる忌み言葉はタブーです。
祝宴の席だけでなく、お祝いにメッセージカードを添えたり手紙を書く場合なども、忌み言葉には十分注意しましょう。あまり神経質になりすぎず、自然な形で祝えるようにすることが大切です。
■還暦祝い(長寿の祝い)の忌み言葉
苦しむ、病む、倒れる、果てる、終わる、失う、衰える、死ぬ、四(=死)、九(=苦)、折れる、老いる、寝つく、途切れる、ボケる、痛む、弱る、散る、萎える・・・など
手紙を送る時期
■お祝いの手紙
還暦祝いを贈る時期は還暦を迎える人の誕生日よりも前か、敬老の日や祝宴の席などが一般的ですが、手紙でお祝いを伝える場合には、還暦を迎える人の誕生日前の1週間くらいか、誕生日当日に届くように出します。
■お礼の手紙
お礼の手紙を書く場合は、お祝いをいただいたらすぐに出すことが礼儀です。
基本的にはハガキでかまいませんが、お礼が遅れてしまった時は、お詫びの言葉を添えて封書で出すようにしましょう。
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