新築祝い
新築祝いは、建築前からさまざまな祝いの儀式が行われます。
■地鎮祭(じちんさい)
建築工事の安全無事を祈り土地を清める儀式で、工事関係者が列席し神主によるお祓いを受けます。
「お玉串料」や「御神饌料」として神主へ謝礼を包み、工事関係者へご祝儀を用意します。また、工事中の騒音などで迷惑をかけるため簡単な内祝の品を持って近隣へ挨拶回りをします。
■上棟式(じょうとうしき)
餅まきなどで知られる「棟上げ式(むねあげしき)」とも呼ばれる儀式で、柱や梁の骨組みが完成した時に行われます。
完成までの工事の無事を祈り、工事関係者への労をねぎらう意味があります。工事責任者である棟梁がお祓いの儀式を行い、家主は棟梁や工事関係者へのご祝儀を用意します。
■新築・新居披露
新築祝いに招かれたらお祝いの金品を用意します。
品物を贈る場合、火を連想させる品物はタブーです。事前に家主の趣味や欲しいものを確認し、贈るようにしましょう。
新築祝いのお返し
御祝いのお返しは基本的には不要ですが、新築披露に招待しなかった人や新築のお披露目をしない場合、また、高価な品物をいただいた場合などは、いただいたお祝いの半額~1/3程度の品をお返しします。
金額の相場
- 親族、兄弟へ贈る場合・・・3万円~5万円
- 知人、友人へ贈る場合・・・1万円~2万円
(地域により異なります。地域での相場も確認しましょう)
のしの書き方
- 水引・・・・紅白の蝶結び
- 表書き・・・祝御新築、御新築御祝、御新居御祝、御祝 など
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