出産祝い
出産祝いのマナー
出産の報告を受けたら、すぐにでも駆けつけてお祝いしたいものです。
しかし、だからといって産後間もない入院中にお祝いを持って駆けつけるのはマナー違反。産後の体を休める大切な時期ですから、近親者以外の訪問はできるだけ控えましょう。
お祝いを届ける時期は、退院後(お七夜を過ぎた頃)から産後1ヶ月頃までにします。
この場合も、体調が完全に戻っているわけでありません。赤ちゃんのお世話で大変な時期でもありますから、あらかじめ連絡し、訪問してからも長居せず、できれば玄関先で手渡して失礼するなど、産婦への気遣いを忘れないようにしましょう。
喜ばれるプレゼント
出産祝いには、現金をはじめ、ベビー用品やベビー服などが一般的で、紙オムツ、おしりふきなどの消耗品も好まれるようです。希望のメーカーを確認する、欲しいものを聞くなど、実用的な品物を贈りましょう。
成長の早い赤ちゃんの衣類は、少し先の大きめのサイズを季節に合わせて選び、ご両親の趣味なども考慮します。
祖父母や兄弟からのお祝いには、ベビーベッド、チャイルドシート、祝い着、デジタルカメラなど、大型の育児用品や高価なものが贈られる場合もあります。
出産祝いのお返し
出産祝いのお返しは、もともと出産の喜びを身内や近所の方、お世話になった方々へ、出産祝いをいただくことの有無に関わらず贈られるものでした。
現代では、出産祝いをいただいた方へのお返しとして、いただいたお祝いの半額程度のものを、産後1ヶ月前後のお宮参りの頃までに贈るのが一般的な出産内祝いとなっています。
金額の相場
- 親族、兄弟へ贈る場合・・・1万円~2万円
- 知人、友人へ贈る場合・・・5千円~1万円
- 同僚、近隣へ贈る場合・・・3千円~5千円
のしの書き方
- 水引・・・・紅白の蝶結び
- 表書き・・・御出産祝、祝御出産、御祝 など
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